連休を利用してイスラエルを旅してきた。
ドンパチと銃声の絶えない国かと思っていたイスラエルに敢えて旅をしようとした動機は、イスラエル大使館の元の経済公使レビー・エラッド氏が「西岡さん、一度イスラエルにいらっしゃい。こんな危険な東京と比べるとイスラエルはもっとずっと静かで安全ですよ」というジョークに起因する。東京が危険だと言われる理由は主として「交通事故が多いから」だが、凶悪犯罪も頻発する今日この頃の日本である。しかもイスラエルはハイテク・ベンチャーのメッカであるから、VCとしてはいつまでも怖じ気づいているわけにもいかない。今回はテルアビブ(地中海に面する空の玄関)、ガレリア湖周辺、ゴラン高原、首都エルサレム、死海、紅海とレンタカーで550kmを疾駆してイスラエル探訪をしてきた。商売を離れて文化的な面からの見聞録とする。
① イスラエルは何と言っても宗教の国である。旧約聖書を拠り所とし、キリストをメシアとして認めないユダヤ教と、キリストをメシアとして新約聖書を拠り所とするキリスト教の違いなど、旧約聖書の易しい解説書などを読んで予習したが宗教の問題は常に複雑である。ここではいつものように楽しい見聞録に徹して記録するが、やはり特徴的なユダヤ教から触れることとする。
ユダヤ教徒も宗派によって帽子の形や服装に違いがあるが、オーソドックスなユダヤ教徒は白のカッターシャツに白いチョッキを付け(両方の腰のところにヒラヒラが付いている)、つねに真っ黒の帽子に真っ黒のスーツ(グレーの縦縞のスーツや丈の長いものなどもある)を纏っている。年中この姿の信仰心の厚い宗派があり、エルサレム市内のオーソドックスなユダヤ教徒が住む小さな町では、町中の人たちがこの姿である。両方の揉み上げを永く伸ばし可愛らしくカールさせている。結構熱い真夏でもこの姿は変えないという。揉み上げをアップすると中央の男性のようになる。何となく可愛い。右はオーソドックスなユダヤ教徒の町の女性のスナップである。



これを遠景にすると次のスケッチとなる。
ドンパチと銃声の絶えない国かと思っていたイスラエルに敢えて旅をしようとした動機は、イスラエル大使館の元の経済公使レビー・エラッド氏が「西岡さん、一度イスラエルにいらっしゃい。こんな危険な東京と比べるとイスラエルはもっとずっと静かで安全ですよ」というジョークに起因する。東京が危険だと言われる理由は主として「交通事故が多いから」だが、凶悪犯罪も頻発する今日この頃の日本である。しかもイスラエルはハイテク・ベンチャーのメッカであるから、VCとしてはいつまでも怖じ気づいているわけにもいかない。今回はテルアビブ(地中海に面する空の玄関)、ガレリア湖周辺、ゴラン高原、首都エルサレム、死海、紅海とレンタカーで550kmを疾駆してイスラエル探訪をしてきた。商売を離れて文化的な面からの見聞録とする。
① イスラエルは何と言っても宗教の国である。旧約聖書を拠り所とし、キリストをメシアとして認めないユダヤ教と、キリストをメシアとして新約聖書を拠り所とするキリスト教の違いなど、旧約聖書の易しい解説書などを読んで予習したが宗教の問題は常に複雑である。ここではいつものように楽しい見聞録に徹して記録するが、やはり特徴的なユダヤ教から触れることとする。
ユダヤ教徒も宗派によって帽子の形や服装に違いがあるが、オーソドックスなユダヤ教徒は白のカッターシャツに白いチョッキを付け(両方の腰のところにヒラヒラが付いている)、つねに真っ黒の帽子に真っ黒のスーツ(グレーの縦縞のスーツや丈の長いものなどもある)を纏っている。年中この姿の信仰心の厚い宗派があり、エルサレム市内のオーソドックスなユダヤ教徒が住む小さな町では、町中の人たちがこの姿である。両方の揉み上げを永く伸ばし可愛らしくカールさせている。結構熱い真夏でもこの姿は変えないという。揉み上げをアップすると中央の男性のようになる。何となく可愛い。右はオーソドックスなユダヤ教徒の町の女性のスナップである。



彼らは常に帽子を離さない。頭を隠すことが聖なる者への尊敬を表すからだ。

このスケッチで右は黒いハットを被った若者、ハットの下には左の男の頭にある小さな帽子がヘアピンなどで固定されている。小さな帽子は黒だけではなく白黒の縞模様やカラフルなものもある。エルサレムのOld cityにある有名な嘆きの壁では、帽子を被らないボクが注意されたが、カーボーイ・ハットを載せればOKだった。日焼け帽子のカーボーイ・ハットでは尊敬を表さないのではと一瞬心配したが、とにかく頭を隠せばよい。次のスケッチは嘆きの壁でお祈りをするオーソドックスなユダヤ教徒である。壁に向けて頭を打ち付けるように揺すっている。こうして、紀元前にローマ帝国に滅ぼされた当時の苦しみを思い、祖国統一への思いを新たにすると言う。

このスケッチで右は黒いハットを被った若者、ハットの下には左の男の頭にある小さな帽子がヘアピンなどで固定されている。小さな帽子は黒だけではなく白黒の縞模様やカラフルなものもある。エルサレムのOld cityにある有名な嘆きの壁では、帽子を被らないボクが注意されたが、カーボーイ・ハットを載せればOKだった。日焼け帽子のカーボーイ・ハットでは尊敬を表さないのではと一瞬心配したが、とにかく頭を隠せばよい。次のスケッチは嘆きの壁でお祈りをするオーソドックスなユダヤ教徒である。壁に向けて頭を打ち付けるように揺すっている。こうして、紀元前にローマ帝国に滅ぼされた当時の苦しみを思い、祖国統一への思いを新たにすると言う。
これを遠景にすると次のスケッチとなる。
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