社会人としてやってきた仕事の中で「自分のベストジョブ」と思える仕事内容を文書にしてまとめる。そして塾生同士でグループ討議をする、それがMy Best Jobである。私が主宰する丸の内ビジネス・アカデミー(@MBA)で金井神戸大学教授にご伝授頂いたもので、毎期の初めに私がモデレータとして一日研修を実践している。
いつ、どういうビジネス環境の中で、どういう職場で、どんな立場で、どんな成果を上げたのか、協力・支援者は誰だったか、非協力・反対者は誰だったか、その反対をどう乗り越えたのか、彼らをどうして支援者に変えたか、と言うことを明記して来てもらう。これは宿題だ。
研修では、塾生(平均年齢39歳のミドル)たちは朝から晩まで一日掛けてグループ討議でみんなの経験を共有する。とくに反対者とどう対処し、成功に漕ぎ着けたかの経験共有を大切にする。
もちろん、他人の経験を共有しても環境の違う職場で、そうそう簡単に参考に出来るわけではない。5期まで毎期続けているこの研修で私がもっとも強調するのは、「これからはMy Best Jobを毎日意識して仕事をして下さい」ということである。
もし、会社に入ったときから、「10年後にMy Best Jobを書かなければならない」と知っていたら、これまでの働き方が変わっていたかも知れないではないか。10年後の成果を意識していたら、毎日を無為には過ごせないはずだ。
この仕事を「My Best Jobにするぞ!」という意識・決意があれば、もっと頑張れたはずだ。その意識を塾生たちに植え付けたいと考えている。
みなさんもやりませんか?
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