プレゼンテーションの極意とは「最初にBangを入れること!」である。
ベンチャーを支援することを最重要の仕事とする当社MICは、しばしば、ベンチャー経営者にプレゼンテーションをする機会を提供する。相手は大企業の開発担当であったり、マーケティング担当であったりするし、コラボの出来そうな異業種のベンチャー経営者同士であったり、いろいろの場面がある。そんなときに、まるで「プレゼンはバックグランドの説明から順序正しく結論へ」との信念を持っているかのように、旧来の日本の大企業型プレゼンをする人が居る。スピードとプッシュが命のベンチャー経営者の方にも結構多いのが実情なのだ。彼らは、会社概要から始まって、業界分析とか過去の技術概要とか、面白くもない内容を退屈な資料を使ってグジグジ続ける。まるで、その退屈な説明で聴衆をしっかい眠りにつかせようとするかのように。もちろん、訴えたい重要なポイントは用意されている。用意されているが、そのページに来たときには聴衆はコックリコックリか、それでなくとも聞く気をほとんど無くしてしまっている。これでは折角のプレゼンの効果は半減以下である。
プレゼンの極意は、最初に「当社はこんなことが出来ます!」とデモを見せるなりして「えっ! 凄いなー! 本当かなー? よし、じゃ聴こう」と聴衆を引きつけることである。
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