2006年6月30日金曜日

最近の歩行者

車を運転していたり、タクシーに乗っていて最近気になるのは、歩行者のマナーの変化だ。自分が若かった頃は、道路を横断するときには、歩行者用信号が青でも駆け足気味に渡ったモノである。誰もが、そうしていたような記憶がある。たとえ歩行者用信号が青でも、「車が左折をしたくてじっと待っているから急いであげないと!」という他人への配慮があった。最近は、歩行者の態度がでかい、というよりも無神経すぎる。携帯電話でしゃべりながら下を向いてグズグズ横断していく歩行者が多いし、歩行者優先を良いことに信号が赤に変わっているのに無理に渡ろうとする歩行者も多い。迷惑をしている車は眼中にはないらしい。

日本の信号機は一般的に、歩行者の横断と同方向への車両の直進、および左折が同じ信号で行われる。しかも、車両の左折に与えられる時間は歩行者用信号が青から黄、赤と変わってからほんのわずかな時間であるから、歩行者がノロノロすると車両が左折する暇が無くなる。横断者の混み合う交差点では車両の方が左折できずに大変だ。止む無く車両用信号が赤になってしまってから無理して突っ込んで来て左折していく車両も多い。

もう対策が必要である。こういう交差点は原則すべてスクランブル方式にするしかないのではないかと思うが、警察はいつまでこういう状況を放置しておくのだろう。何かウルトラCの対策を準備しているのか? 単なる無思慮で放置しているのか?

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